治療記録9 術後4~6日

こちらは子宮体癌ステージ2、卵巣癌ステージ1bの治療記録になります。
情報が必要な方への発信と、備忘録を兼ねてupしていきます。

 

 

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【2018年10月20日 術後4日】

この日から、食事が常食になりました。
お粥がご飯になり、食欲も少し戻ってきました。
洗面やシャワーもスムーズに出来るようになり、この日から病棟だけではなく、院内を自由に行き来できるようになったので、お見舞いに来てくれた姉と一階にあるカフェまでお茶にも行けました。
腹圧がかかると傷に障るので、まだ椅子に長い時間座っているのは辛く短時間でしたが、良い気分転換になりました。

 

 

【2018年10月21日 術後5日】

この日は実家から、母がお見舞いに来てくれました。
手術の付き添いも願い出てくれていたのですが、長時間待たせる申し訳なさの方が私のストレスになってしまうと思い、遠慮してもらっていたのです。
電話では話していましたが、実際に顔を見て安心してくれたようです。
車で一緒に実家の犬も連れてきてくれていたので、外のロータリーまで行き、犬の顔も見られました。
犬はきょとんとしていましたが、癒されました〜

 


この日くらいから、だいぶ食欲が戻ってきました。
R病院の食事はこんな感じです。
見た目は寂しいですが、なかなか美味しいんですよ。
R病院に前回入院した時よりも色々と改善されたようで、熱々をいただけるようになっていました。
私も栄養士として病院給食に携わったことがありますが、衛生管理や予算など、厳しい制約の中で美味しく提供してくださることに、本当に頭が下がります。
もちろん、家やレストランで食べるのとは違いますから、健康な人が見ると乏しい感じがしてしまうかもしれません。
でも、必死に体調回復を頑張っている時期には、一皿一皿に意味があり、とても美味しく感じます。
さらに元気になってくると、売店やカフェに行く楽しみもできますしね。

 

【2018年10月21日 術後5日】

この日は、趣味の草野球で怪我をしてしまった夫が、外来で整形外科に来ることに。
暇なので、付き添ってみました。
妻が入院してる時に、、、と夫は落ち込んでいましたが、大事にならずに良かったです。
ただ、まだ座っている姿勢が保てず、外来の待合室と病室を30分ごとに行き来していました。

午後からは、シャワーを浴びたり映画を観たりして部屋でゆっくりしていました。

夕方になり、N先生が病室に来てくれました。
1日に1度は、チームの先生と交代で顔を出してくれるのです。
雑談していると「元気そうだから、診断しちゃおっかー。病理検査の結果も出たし。」とおっしゃるではないですか!

慌てて先生について、病棟にある診察室について行きました。

内診をし、傷に貼ってあったテープを剥がして傷の状態を診てもらいます。
「傷も綺麗だし、下からの出血もないし。元気に歩き回ってるみたいだし(笑)、明日退院する??」と言ってもらえ、びっくりしました。
もちろん、「退院したいです!」と答えました。

その後、病理検査の結果を詳しく聞きました。

・卵巣、子宮、それぞれが原発の癌
・卵巣癌としてはステージ1b期
・子宮は頸部にわずかに浸潤があったため、子宮体癌ステージ2期にあたる
・大網には病巣なし
・腹水にも癌細胞は見られなかった
・リンパ節にも転移なし
・類内膜腺がんG1という比較的おとなしい癌細胞だったので、抗がん剤に反応しやすい

そして、手術で目に見える癌細胞は取りきれたが、顕微鏡レベルの癌細胞を叩くために、抗がん剤治療をすると言われました。
ただし、術前に予想していたよりも状態が良かった(ステージ3より低い、1bと2期だった)ので、抗がん剤治療も6クールから4クールに減り、放射線照射などの治療は行わないとのこと。

これを聞いた時、優勝は逃したけれど、頑張って準優勝は手に入れた!くらいの嬉しい気持ちになりました。
抗がん剤治療がない方が良かったけれど、最初に聞いていたよりもステージが下がったので短くなり、かつ、抗がん剤がよく効くタイプの癌だったからです。

「頑張ったね」と先生に言ってもらえて、この病気になって初めて涙が出ました。
と同時に、頑張ってくれたのは先生、家族、友人達、応援してくれた生徒さん達だと思い、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ここでふと、メモを取っていないことが気になり始めました。
退院前診断は明日の予定だったで、突然で慌ててしまって、何も持たずに来てしまったのです。
先生はお話ししながらPCに記録をしていきます。
以前にもそれをプリントしてもらったことがあったので、メモを取れなかったので今の内容をプリントしてもらえないかお願いしました。
「じゃあ、後で病室に持ってくね〜」と言ってもらえ、安心して病室に戻りました。

病室に戻って興奮気味に家族に連絡していると、1時間ほどしてN先生がやってきました。
てっきり看護師さんが持ってきてくれるかと思ったのですが、先生に渡されたプリントを見ると、手書きのイラスト図やメモなどが書いてあるではないですか!
病巣の図、それに細かくメモが書かれ、今後の抗がん剤の種類、考えられる副作用、そして病理診断書も添えてあります。
お忙しいのに…と本当に感激してしまいました。

後日、このことを看護師の友人に話したところ、やはり「考えられないくらい親切な先生だよ」と言われました。
病院のHPのN先生のプロフィール覧に「大切な友人や家族だと思って診療にあたっています」というコメントがあったのですが、本当に実践されているなんて…

病気が発覚した当初、R病院で診てもらった後に夫とセカンドオピニオンの話もしたのですが、N先生の印象があまりにも良くて、日本で癌に関してはトップと言われる病院にツテがあると言ってくれた夫の勧めを断ったのです。
この時の判断は間違いではなかった、と改めて思いました。

癌に関しては研究が進んでいて、治療方針もマニュアル化されているそうです。
私レベルの症状ですと、だいたいどこの病院で診てもらっても同じ治療をすることになると思うのですが、それなら一層のこと、担当の先生との相性が大切になってくるのかなと思います。
N先生だったからいつも前向きな気持ちでいられたし、辛い時も頑張れました。
これから始まる抗がん剤治療も、負けないで乗り切ろう!とそう思えました。

 

これから入院する方へ。
先生との相性はとても大切だと思います。
疑問や不安なことなどは、どんどん訴えてください。
どうしても払拭できない時は、担当の先生を変えてもらったり、病院を変えることもありだと思います。
実は、膝の怪我の時は、途中で担当の先生を変えてもらいました。
どの先生も一生懸命に治療にあたってくださっているとは思うのですが、人間なので相性はあります。
皆さんにも良いご縁がありますように。

 

 

 

 

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