治療記録3 検査

こちらは子宮体癌ステージ2、卵巣癌ステージ1bの治療記録になります。
情報が必要な方への発信と、備忘録を兼ねてupしていきます。

 

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【2018年9月4日 R病院にてMRI検査】

R病院を受診した翌日、同じくR病院でMRI検査を受けました。
この日は、この検査のみで終了。
結果は、検査結果が出揃った次回の外来で詳しく聞くことになっています。

 

 

【2018年9月10日 検査専門病院にてPET-CT検査】

この日は、検査専門病院にてPET-CTの検査を受けました。
行くまでどういう検査か分からなかったのですが、放射性薬剤を投与し、ブドウ糖代謝の機能で病巣や腫瘍の大きさ、悪性か良性かなどを判断できるそうです。
CTは部位ごとの検査になりますが、PET-CTの場合は全身を一度に検査できるので、癌の転移の有無なども分かるそうです。

検査は約3時間ほど。
受付・着替え30分、医師の問診・薬剤投与30分、薬が体内に浸透するまでの安静時間1時間、PET-CT撮影30分〜1時間、という感じでした。

 

この間、料理教室の9月レッスンがあり、まだ卵巣嚢腫の可能性も残っていたので、生徒さんには卵巣嚢腫としてお話しました。
詳細をお話しようか悩んだのですが、レッスンは楽しい場所として提供したいと思い、全ての結果が揃ってからお話することにし、10月の手術と、腫瘍が良性だった場合のスケジュール(手術と療養で2ヶ月お休みする)をご説明しました。
過去に同じ経験をした方や、お知り合いの方の体験をお話してくださる方が多く、女性特有の臓器として、トラブルは多いんだなと感じました。

 

また、先生の許可をもらい、かねてから手配していた北海道へも旅行に行ってきました。
1人で行ったので自分のペースで周れ、色々と考えたりする事もでき、有意義な時間になったと思います。
何より震災直後だったので、わずかながらでも大好きな北海道の応援ができた事が、過去に住んでいた者としては嬉しかったです。

 

【2018年9月13日 Tレディースクリニック細胞診結果】

北海道から戻り、空港からその足で最初に診察を受けたTレディースクリニックに、細胞診の結果を聞きに行きました。
検査は外部に委託するので結果が出るまで2週間ほどかかるが、大事な結果なので聞きに来てください、と言われていたのです。
旅行の手配などが済んでしまっていたので、スケジュール的にこの日しか受診できず、旅行先から場違いな格好で向かいました。
この日は心配した夫が一緒に結果を聞きに来てくれるとのことで、会社を半休取ってくれた夫と待ち合わせをし、診察を受けました。

結果は、限りなくクロ。
「脅かすわけではないけれど、、、」と先生が申し訳なさそうに前置きした上で、超音波検査の画像も見ながら、卵巣と子宮に悪性腫瘍特有の影が映っていること。
原発の特定が画像だけでは診断しづらく、大腸癌からの転移の可能性もあること。
ここではこれ以上は判断できないので、R病院で他の検査結果と合わせて診断を受けてほしい、と言われました。

どこかで覚悟ができていたので、冷静に聞く事が出来ました。
先生はとても申し訳なさそうにお話なさっていましたが、私の不調を真剣に聞いてくれ、発覚しにくい卵巣癌を見つけてくれた先生には感謝しかない、とお伝えしました。
R病院での診察や今後の治療方針をお話し、先生に励ましてもらってクリニックを後にしました。

 

大腸癌の名前が出てきた時には少し驚きましたが、自覚症状のなさから、その線は薄いだろうな、と何となく感じていました。
でも、Tクリニックの先生が慎重派だったからこそ、見つかった病気です。
良い先生に診てもらえて良かったね、と夫と話しながら帰宅しました。

 

 

 

 

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治療記録2 治療方針決定

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【2018年9月3日 R病院受診】

 

初めの告知から週末を挟んで最短の3日後、隣駅にあるR病院に向かいました。
1日でも早く検査を、というTクリニックの先生の勧めもあり、R病院の予約センターの方にも予約外での受診を勧められたので、受付開始30分前に病院に到着しました。

R病院は610床、32もの診療科のある大きな総合病院で、地域の拠点となっている病院です。
特にスポーツ整形外科はプロスポーツ選手も受診するほど有名で、私も4年ほど前に膝前十字靭帯断裂の怪我をした時に、手術・入院・リハビリでお世話になりました。

それほどの病院なので、いつも混み合っており、予約外の診察待ちがどれくらいになるのか…
でも、できれば卵巣癌の得意な先生に診てもらいたい。
そう思っていたので、事前にHPで産婦人科の先生のプロフィールを読み、男性のS先生と女性のN先生のどちらかにお願いしたいと決め、受付でダメもとでお願いしてみました。
本来は医師の指定は出来ないそうですが、たまたまこの日の外来担当医師の関係で、N先生に診ていただくことが出来ました。

診察室のドアを開け、初めてN先生の顔を見た時に「私、この人好きだなぁ」と思ったのを良く覚えています。
私の目をしっかり見て、にっこりしながら、「こんにちは〜今日はどうしたのかな?」と柔らかく言ってくれたからです。
この時の直感は間違っていなくて、今でも病院は嫌ですが、先生に会うのは嬉しくて通っています。

予約外で診ていただく事にお礼を言い、Rクリニックで書いていただいた紹介状を見せながら症状を説明しました。
N先生は一度も遮ることなく「うん。うん。」と頷きながら、しっかりとお話を聞いてくれます。
そして、「詳しい検査をしないと診断名は出せないけれど、卵巣に問題があるのは確かかな。もしかしたら子宮も少し関係してるかもしれない。でも癌かなぁ??」と言われました。

あれ?Tクリニックの先生と、少し話の印象が違うぞ??
と思ったのですが、今から思うと、この後受けていく様々な検査の結果が出るまでに約2週間。
その間、あまり不安になり過ぎないように配慮してくださったのかな?と思います。
現に、腫瘍の内容に関わらず手術は必要なこと、腹腔鏡ではなく全身麻酔の手術になること、手術・入院の予約まで、この日のうちに決定していました。

確かに、卵巣の腫瘍が良性でも悪性でも、大きさ(卵巣が腫れて大きさが6cmと8cmになっていました。通常は2~3cmだそうです。)的には摘出手術になるし、手術をするまでは患者の私がやる事は一緒なんだなぁ、と理解しました。
でも、N先生のこのくらいあっさりした対応が、更年期障害からいきなり癌にまで話が飛躍して混乱していた3日目の私には、とてもありがたかったです。

そして、この後もずっと思うことになるのですが、「卵巣癌になったからって、日常の生活で出来ないことはないよ」と、この時N先生が言ってくださった言葉が、私の目標になっていくのです。

美味しいものも、仕事も、旅行も、お酒も、運動も。
少し気をつけながらにはなるけれど、私の人生に必要なものは全部諦めなくていい!

この言葉に、どれだけ勇気づけられたか。
周囲の人にびっくりされるくらい気持ちまで元気でいられるのは、N先生のこの言葉があったからだと思います。
N先生に出会えて、本当に良かったです。

この日は内診はなく、血液検査だけをし、翌日のMRI撮影、後日別の施設でPET-CTの検査を受ける予約をし、帰宅しました。

 

 

 

 

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治療記録1 異変と告知

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【2018年8月30日Tレディースクリニック受診】

2〜3年ほど前より、月経不順に悩んでいました。
痛みはさほどないのですが、月経周期が長く、1週間が10日になり、2週間になり…
煩わしいことこの上なく、婦人科で相談すると「加齢のため」と言われ、様子を見るようにとのこと。
出産経験もなく、40代になったこともあり、そんなものかなと思っていました。
別な病院で受けた婦人科検診や子宮頸がん検診でも相談したのですが、どの先生とも同じ答えだったので、放置してしまっていました。
(確か、場所を変えて3箇所で受けましたが、どの先生も同じ答えでした)

この月経周期がいよいよおかしくなってきたのが、2018年に入ってから。
出血が3週間も続き、しまいには出血しない日がなかった月もあって、やっぱりもう一度診てもらおうと思い、今までとは違う病院に行きました。
でも、この時もまだ更年期障害が始まったのかな?と思っていたので、今までとは違うアプローチで診てもらおうと思い、更年期外来と漢方外来のあるTレディースクリニックに行きました。

ここで、いきなり癌の可能性を伝えられました。
症状を話し、すぐに子宮と卵巣の超音波検査を受けたのですが、内診しながら先生が「これは非常に良くないです」と言ったのです。
更年期の検査だと思っていた私は、とても驚きました。
続けて先生がお腹を上から押し「ここ痛くないですか?」と聞いたのですが、その質問を遮るくらいの痛みで声が出てしまいました。
「画像を見ながらお話しましょう」と言われ、内診台を降り、今撮影した超音波画像を見ながら説明を受けました。

お腹の上から触っても分かるくらい、卵巣が腫れていること。
卵巣と子宮の奥に良くない影が映っていること。
卵巣膿腫(良性腫瘍)の可能性もあるが、経験上あまり良くないタイプの腫瘍であると思われること。

これらを告げられました。
このクリニックではCTやMRIの機器がなく、紹介状を書くのですぐに大きい病院へ行くようにと言われました。
それも、できるだけ早く、と。
行きたい病院があるか聞かれたのですが、突然の事でどこが良いかも分かりません。
察した先生が、提携しているというY病院を紹介して下さる事になり、紹介状を書いてくださいました。

この時の感覚は、ショックというより、「まずいなー」というふわふわした感覚でした。
実母を消化器系癌で幼い頃に亡くしているので、心のどこかで「ついに捕まっちゃったかー」という感じがぐるぐるしているだけです。
先生や看護師さんの心配そうな顔や、気遣ってくださっている声色で「これはかなり良くないのでは?」とやっと思うくらい、あまり現実味を感じませんでした。
クリニックを出て、紹介してもらった病院へすぐに電話をして事情を話すと、4日後の予約が取れました。

この時、ふと思いついて夫より先に友人にLineをしてみました。
高校の時からの親友で、色々な場面を一緒に過ごしてきた信頼できる友人です。
彼女は大学病院の看護師で、健康面に関してもいつも相談してきました。
彼女なら紹介してもらったY病院について、何か情報を持ってるかなと思ってのことです。
メッセージを送ると、たまたま休みだった友人が驚いてすぐに電話をくれ、病院について相談できたのが、この先ずっとお世話になりたいと思える先生に繋がるとは、この時は思いもしませんでした。

クリニックで紹介されたY病院は、家から遠く、通うのに1時間ほどかかります。
友人は病院自体に問題はないけれどそのことを懸念し、我が家から車で10分ほどのR病院を受診してはどうか、とアドバイスをくれました。
手術や入院になった場合、その後の通院もあるので、Y病院では負担になるのでは、と。

そこでR病院についてネットで調べると、Y病院と同じくらい卵巣癌の手術症例がありました。
加えて、R病院には膝の怪我をした4年前に手術・入院したこともあり、すぐにR病院へ気持ちが決まりました。
でも、紹介状はY病院宛…
そこで友人にもう一度相談すると、事情を話せば宛名は変更できるとのこと。
すぐにTレディースクリニックに電話をかけると、R病院で事情を話し、受診した連絡を返信して貰えれば、宛名はそのままで問題ないとのことでした。

すぐにY病院に電話をかけ直し、お詫びをし、予約をキャンセル。
次にR病院に電話をして事情を話すと、「予約外で構わないので、最短の来られる日に来てください」と言っていただけました。

ここまで、クリニックを出てから30分足らずだったと思います。
暑い日に路上で電話をしていて、アスファルトに太陽の光が反射してキラキラして綺麗だな〜という風景が、嫌に心に残っています。
電車に乗って、夫にLineをし、驚いた夫からも電話をもらい、とりあえず夜飲みに行く約束をし、お腹が空いたのでお昼を食べに行きました。

そうなんです。
私、こんな時でもお腹が空いてごはんを食べる事が出来ていたのです。
(この他に餃子とビールも頼んだ…)
我ながら、色々と鈍い…

ちなみに、夜もしっかり飲んでました。
落ち込む夫を励まし、景気付けに2軒目も行ったように記憶しています。

 

よく「ショックだったでしょう…」とか、「お辛いでしょう」とか声をかけて頂くのですが、こんな感じで淡々とこなしている、という感じです。
強がりでも、現実逃避でも、不真面目でもなく、目の前のやるべきことをやる、という感じ。
もちろん、癌になってよかったとは1ミリも思っていません。
抗がん剤治療の副作用の恐怖もありました。
でも、「なっちゃったものは仕方がない」
これに尽きるかな。

 

こんな感じの治療日記になりますが、情報が必要な方もいると思うので、記録していきたいと思います。
不定期更新ですが、よろしくお願いします。

 

 

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今年もよろしくお願いいたします

 

2019年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、楽しく、美味しく新年を迎えられたでしょうか?
私は年末からひいた風邪がなかなか治らず、実家ですっかりお世話になっていました。
同じく帰省していた姉夫婦が美味しいものを色々と作ってくれて、文字通りの寝正月。。。
普段は風邪など滅多にひかないのですが、治療中で白血球の数値が下がっているためか、長引いてしまいました。

ようやく終日起き上がれるようになったので、その後放置してしまっていたブログも再開していきたいと思います。
しばらく治療の記録が主になりますが、よろしければご一読ください。

 

La mimosa 野呂京子

 

実家の犬とごろごろごろごろ…

 

 

 

 

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