お菓子ネタが続きましたが、今度は山のシチリア料理のお話。
ヴァル・ディ・ノートの街めぐり、8都市の一つのラグーサへやってきました。
ラグーサは、「ラグーサ・イブラ」と呼ばれる旧市街と、「ラグーサ・スペリオーレ」と呼ばれる新興の街とに分かれています。
モディカと同じように、やはり1693年の大地震によって被害を受けたイブラの住民が新しく作ったのがスペリオーレ地区で、その後、分断と統合を繰り返しながらそれぞれが競うように発展していきました。
スペリオーレ地区からイブラ地区を見降ろすと、シチリアの強い日差しに街全体が浮き上がるように望めます。
丘陵地帯に囲まれ、日差しと風が通りやすい地形をしていますが、山間にあるため、冬は0℃くらいまで気温が下がるそうです。
ここラグーサでは行ってみたいレストランがあって、すでに日本で食べるメニューまで決めていました。
それが、これ。
レストランの名前を冠した「Piatto Barocco/per 2 persone」。
パーティー料理ではなく、これで2人分のお料理なんです。
って、どう見ても2人じゃ無理でしょー
この日アレンジをお願いした、ガイドさんと運転手さんもお料理が出てきた瞬間大笑い。
イタリア人から見ても多いようなので、ちょっと安心しました。。。
お肉は手前からサルシッチャに、鶏肉、豚肉、牛肉。
パプリカとさつま芋はラグサーノという土地のチーズがけ、茄子のパルミジャーナ、トマトのお米詰め、グリル茄子のハムサンド、ほうれん草ソテー、
フライドポテト、茹でた人参とインゲン、小玉ねぎ甘酢ソテーに、カポナータ。
どれもこれも、野菜の旨みとお肉が渾然一体となって、とても美味しかったです。
実は、アンティパストに土地のチーズを焼いたものを食べてしまい、このお皿を全部食べ切れるか不安でしたが、結局お2人にも少し手伝ってもらって、4人でだいたいほぼ食べることが出来ました。
満足!
という訳で、イタリア料理教室La mimosaの11月のレッスンでは、このPiatto Baroccoスタイルで、大皿に盛り合わせ料理を作ります!
もちろん量はもう少し減らしますが、魚介系も加えて、私がシチリアで食べた美味しい物をぎゅぎゅっと詰め込みたいと思います。
11月のレッスンですが、下記の日程に空席が出ました。
11月9日(土)11時~ 残1席 ※満席になりました
11月10日(日)11時~ 残1席
11月19日(火)11時~ 残1席 ※満席になりました
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クリスマスのパーティーなどにも使えるメニューばかりなので、11月からフェスタ始めちゃいましょう♪