イタリア料理日記2010 エミリア・ロマーニャ州~フェッラーラ~

3人目はステファーニャ。

エミリア・ロマーニャ州のフェッラーラ郊外に仕事用の別宅を持ち、広大な畑と素敵なお宅でのレッスンには私が日頃意識しているものが形になってありました。

キッチンは、私が好きなモダンな機器+アンティーク小物の組み合わせが絶妙に配置され、センスの良さにため息が出るほどです。
彼女にはパドヴァ市内の他のお宅のキッチンを使ってもレッスンしてもらったのですが、やはりここが断トツ素晴らしい!

お料理は、研究熱心な彼女の成果がはっきりと分かる洗練されたもの。
こちらのリクエストに的確に、そして瞬時に応えられる懐の広さは、彼女の知性も表しているようです。
写真は「淡水魚(うなぎとなまず)のリゾット」
私の性格上こういう特別なお料理は1番になりにくいのですが、間違いなく私が今まで食べたリゾットの中で最高に美味しいものになりました。
今回はカラーの違う3人の先生にお料理を習うことができ、教えていただいたお料理以上の収穫があったように思います。
なんというか、自分の好きなこと・やりたいことがより明確になったというか…
自分自身1番驚いたのが、自分の料理を作りたくて作りたくて堪らなくなったこと。
教えてもらった事を早く消化して、ひとつでも形にしたい。
料理の情熱のようなものもチャージできたように思います。

イタリア料理日記2010 ヴェネト州~パドヴァ 6~

2人目の先生はマリーザ。
Marisa
イタリアの典型的?なシニョーラで、おしゃべり好き。
時々脱線しすぎてしまうけれど、お世話好きな雰囲気はリラックスさせてくれます。

私の都合でレッスンが1回のみとなってしまいましたが、彼女の出身地のシチリア料理もお得意だそう。
ホームステイ以来、久々にイタリア人女性が取り仕切る一般家庭のキッチンを覗かせてもらいましたが、真似したいポイントがたくさんありました。
私もいつもキレイに掃除されているキッチンを目指さなくては!

イタリア料理日記2010 ヴェネト州~パドヴァ 5~

今回の滞在中、料理を教えてもらった先生は3人。
Antonio
まずは前回もお世話になった、アントニオ。
元レストランのシェフで、料理へのアプローチの仕方は完璧に厨房のノリ。
ひとに食べさせることに喜びを感じるタイプで、サービス精神旺盛です。
そのお料理は、

繊細(リコッタと洋梨を詰めたパスタ)だったり

大胆(肉挽き機で作ったビーゴリ)だったり。
彼のレッスンは長時間に渡るのでなかなか体力がいるのですが、結構年配なはずなのに疲れを見せないところなど「本当に料理が好きなんだなぁ」と私でも感心してしまうほどです。
アントニオには「レシピ」を習うというよりも、「素材への取り組み方」を習うという方が的確ですが、ひとつのレシピを展開していかなくてはならない私にはとても有難い先生です。