イタリア料理日記 ヴェネト州 5

料理レッスンはだいたい夜から始まります。
昼間の空いた時間は、生産者現場の見学やヴェネトの見所スポットなど、
いろいろな所へ連れていってもらいました。
チーズ工場の見学では、出来立てのリコッタを試食させてもらったり

かぼちゃ祭りに行ったり

キオッジャという街の港の市場で、レッスンの買出しをしたり

カンティーナへ見学に行ったり

オーストリアも程近い、チロル風の家々が建ち並ぶ山小屋レストランにも行きました。
ここのお料理は凄かった!


まずすでにテーブルにワインがセットされていて、席に着くと牛肉・豚肉・七面鳥などの煮込みミックスと豆の煮込み、キャベツのサラダなどが出てきます。
そこへ大量のポレンタがワゴンで運ばれてきて、
さらに茹でサラミ・グリルしたサルシッチャのようなハンバーグ、こんがりと焦がしたチーズなどが次々と運ばれてきます。
これをどれだけ食べても飲んでも1人15ユーロ。
こういう雰囲気だいすきです。
イタリアで食べたお店のお料理の中で、味・雰囲気・楽しさなどを総合すると1番のおきにいりになりました。
食後は山の放牧場見学

&ポルチーニ狩り

大充実のヴェネト料理研修。
得るものがとても多く、本当に勉強になりました。
と同時に、時間が足りないほどの魅力に、また季節を変えて再訪しようと決意しました。
次は春のアスパラガス!

イタリア料理日記 ヴェネト州 4

ヴェネトは魚介類も豊富なエリア。
南イタリアとはまた違った調理法が魅力的で、かつバラエティに富んでいます。

中でも魚介類に乳製品を合わせるのは、南イタリアにはあまりないスタイル。

写真の海老の下には、ソテーしたズッキーニに生クリームを合わせて
ピュレにしたクリームソースがたっぷりと敷いてあります。
また、うなぎもこの地方の特産品のひとつ。
とはいえ、かなり特別な時にしか食べないらしく、
今回はAKIさんがうなぎを探し回ってくださって、教えていただけました。

1Kg弱はある大きなうなぎは、2人がかりでさばきます。

今回は煮込み料理に。
小さな細いうなぎはフリットやグリルなどにし、
このような太いものはトマトソースで煮込み料理にすることが多いそうです。
実は、イタリアのうなぎ料理が食べてみたくてずっと憧れていたのですが、
なかなか機会がなく今回初めての体験。
素揚げにしてから煮込んでいるからか、思ってたよりも臭みがなく、
こってりした魚料理といった趣でした。
ここでもポレンタを添えているのが、ヴェネトらしいですね。
AKIさんとヴェネトの人にとってのうなぎ料理は、
日本人にとっての何だろうか?という話で盛り上がり、
「鯉料理」という結論に落ち着きました。
納得!