治療記録8 術後1~3日

こちらは子宮体癌ステージ2、卵巣癌ステージ1bの治療記録になります。
情報が必要な方への発信と、備忘録を兼ねてupしていきます。

 

 

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【2018年10月17日 術後1日】

辛かった夜が明け、少しずつ痛みのコントロールができるようになってきました。
術中に腹腔に溜まった体液を排出するドレーンの煩わしさ、寝返りが打てない辛さは依然あるものの、数種類の痛み止めを併用しながら、苦痛をコントロールしていきます。

食事はまだですが(食欲もないので特に欲しませんでしたが)、この日の朝8時から水分が摂れるようになりました。
輸液などの点滴は入っているのですが、乾燥しているので、口から水が飲めるとだいぶ乾きが癒されます。
そして、看護師さんに手伝ってもらいながら、ベッド上で歯磨きもできました。
体を拭いてもらい、着替えもし、すっきりすると元気も出てきます。

そして、ドレーンをつけたままですが、看護師さんに支えてもらいながら立つ練習もします。
傷が痛むので、本当にゆっくりとですが、これは割とあっさりとクリア。
前回の膝の手術の時も指摘されたのですが、私は痛みに強い(鈍い?)らしく、これが後々の回復におおいに役立つそうなんです。
日常の動作に近づけるほど、退院も早くなります。

夜から食事も出ました。
重湯、コーンスープ、りんごジュースの液体ばかりでしたが、このりんごジュースがしみじみ美味しかった!
冷たくて、甘くて、染み入るように喉を滑っていきました。
熱もあったので、冷たくてさっぱりしたフルーツジュースがとても美味しく感じました。
依然食欲はないので、ここから数日はジュースばかり飲んでいたように思います。

 

 

【2018年10月18日 術後2日】

前日から腸が動き出したので、この日は朝から五分粥の朝食が出ました。
でも、食べると膨満感が強く、疲れてしまってほとんど残してしまいました。
食べることが疲れるなんて…
昨日は「内臓取った次の日から食事できるなんて、人間ってすごいなー」と思っていたのですが、やはり体は相応にダメージを受けているものですね。
熱も下がらず、着替えても汗をかくので、看護師さんが氷枕を持ってきてくれました。
頭がひんやりして気持ちがよく、日中はほとんどうとうとしていたように思います。

午後、尿道カテーテルを外しました。
ナースコールで看護師さんを呼んで、起き上がるのを手伝ってもらわなくてはいけませんが、自分で歩いてトイレに行けるようになりました。
昨日までできなかったことが出来るようになる、こういった一つ一つが、気分の向上に繋がります。
歩けるようになったので、血栓予防で履いていた弾性ストッキングを脱いでも良くなりました。

 

 

【2018年10月19日 術後3日】

この日は、痛み止めの背中の管、ドレーンの管などを外しました。
外す時に少し痛みがありましたが、管まみれの苦痛に比べれば耐えられる痛みです。

ここから、色々と出来るようになりました。
シャワーがOKになり、一人で歩いてシャワー室へ行き、シャワーを浴びます。
少し気分が悪くなりましたが、ベッドで休むとすぐに復活しました。
髪を乾かし、パックなどをして、さっぱりしたので気分が上がります。

だいぶ元気が出てきたので、友人にメッセージを送ったり、PCで動画を見たりして過ごしました。
体が辛いと集中力がなく、ここまで携帯なども必要最低限しか触らなかったように記憶しています。
家族の面会でも、この日あたりからしっかりと話せるようになりました。

ただ、依然痛みがあって寝返りが打てず、腰痛が出始めます。
そのため熟睡ができず、夜は眠剤を飲んで寝ていました。
また、この日から血栓予防の注射が始まります。

 

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振り返ってみると、手術後とても辛かったのはここまでかな、と思います。
峠を越えた、というような。
くしゃみなどをするとびっくりするくらい傷は痛みますが、一瞬なので耐えられます。
でも、花粉症の時期は辛いだろうな〜と思いました。

もともとR病院はスパルタなので、3日目あたりからどんどん体を動かすように言われます。
日本でも有数のスポーツ整形外科があり、リハビリプログラムには定評がある病院なので、なるべく筋力を落とさないようにすることが、体力回復、社会復帰への近道だと考えているのではないかな、と思います。
もちろん、個人差があるので、看護師さんや先生達がしっかりと様子を見ながら検討した上で進めていくので、不安や苦痛はありません。

この考え方が、あまりじっとしていられない私には合っていたようです。
病棟の廊下からは飛行機や電車が見えるので、よく散歩がてら見に行ったりしていました。
「野呂さんはいつ行っても病室にいない」と、先生達にも笑われるくらい病室から脱走していたのですが、このおかげで退院が早まったお話は次回でしますね。

 

これから入院する方へ。
術後、1~3日は着替えを看護師さんが手伝ってくれます。
特に1~2日は1人でベッドから降りるのは禁止されているので、着替えを出してもらうところからやってもらうことになります。
ですので、手術前にパジャマ・下着等を組み合わせて2~3セット作っておくと、下着を探してもらう気恥ずかしさがなく、看護師さんに取り出してもらいやすいですよ。
看護師の友人は「全然平気だよ!」と言ってくれるのですが、手を煩わせたくないという気持ちもありますし、気がついた時にやっておくと良いと思います。

ちなみに、家族に手伝ってもらうのも手ですが、傷を庇いながらの着替えに慣れていないので、お互いにストレスが溜まりそうです。
また、看護師さんも忙しいので、突然のタイミングで「着替えちゃおうか!」と言われたりもするので、準備だけは早めにしておくと良いかもしれません。

 

 

 

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