たびは続きます。
ボルドーで兄達と別れ、いよいよ今回のたびの目的地、バスク地方にやってきました。
移動は長距離バス。
ボルドー〜サンセバスチャンを結ぶ長距離バスですが、フレンチバスクの玄関口、バイヨンヌにも停車します。
バイヨンヌはチョコレート発祥の街とも言われ、おいしそうなショコラティエやお菓子屋さんがたくさんあります。
私はどちらかと言うと辛党ですが、このルックスにはテンションが上がりっぱなし。
川沿いの素敵なサロンドテで、美味しいケーキを堪能しました。
そして、夜に出かけたレストランでも美味しい体験!
パリにバスク料理のレストランを開いたオーナーが成功し、出身地のバイヨンヌに凱旋オープンさせたというレストランです。
前菜は豆とジロール茸のソテーの上に、カリカリの衣をまとったフライドエッグ、というお皿を選びました。
濃厚なんですが、自家製のマヨネーズソースの酸味が効いていて、つるりと食べられる美味しさ。
季節の食材が、この後の期待感を高めます。
そして、このお皿が素晴らしかった!
しゃきしゃきした生のマッシュルームに刻んだすもも、その上にハタのソテー、そしてブータンノワール(豚の血のソーセージ)。
ハタがマッシュルームに旨味をプラスし、ブータンノワールの塩気とコクがハタの淡白さを補い、マッシュルームとすももの香りがブータンノワールの野性味を柔らかくするという、三位一体の絶妙なバランス感。
パリにも何度か行っていますし、東京でも凝っている美味しいフレンチをいただいたことがありますが、ここまで唸ったお皿は初めてです。
デザート替わりのチーズを食べる頃にはテラス席が寒くなったので、店内への移動をお願いしましたが、心よく応じてくれるサービスの心地よさもこのレストランの評価に付随すべき点。
外国人の私達にも分かりやすくメニューを説明してくれ、進行具合や食べる表情を読み取るテクニックは、シェフとサービススタッフの連携のこなれ加減を感じさせてくれました。
創造性やホスピタリティ溢れる素敵なお店。
またぜひ行ってみたいです。
La table de Pottoka
21, Quai du Bourdieu,64100 BAYONNE
05 59 46 14 94
OUI BUS
ボルドー〜バイヨンヌ間はTGVも走っていますが、現地の方に教えていただいたこのバスは安くて便利!
私が乗った車体は新しくて、とても綺麗でした。
途中からも結構乗ってくるので、予約はしておいた方が良いと思います。
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