両親とイタリアたび 1

 

春に両親とイタリア旅行に行きました。
まずは、旅行に至る背景などをお話しておきたいと思います。

私の実の母は、私が7歳の頃にガンを発症し、数回の手術をし、寛解と転移を繰り返しながら47歳で亡くなりました。
私はその時17歳で、子供すぎて、日に日に衰えていく母に何もしてあげられなかった事を今でも悔しく思っています。
なので、父と、父と再婚してくれた今の母には、元気な内に楽しい思い出をたくさん作ってあげたいと思うようになりました。

昨年は自分が怪我をしてしまい、気持ちに余裕もなかったので見送りましたが、今年こそは!との思いでイタリア旅行を決行しました。
このブログを読んでくださっている生徒さんにも同年代の方が多いので、準備等などを中心に、高齢の両親との海外旅行で大変だったことや、注意したいこと、喜んでもらえたことなどを記しておこうと思います。

 

日程:2015年4月28日〜5月5日
利用航空会社:ルフトハンザ航空 往路=羽田発 ミュンヘン経由 ヴェネツィア着 復路=フィレンツェ発 ミュンヘン経由 羽田着
陸路移動手段:タクシー・ハイヤー・鉄道

 

父、76歳。
数年前に脳梗塞を2回患い、幸い症状は軽かったものの、左半身に軽い麻痺が残る。
加齢も手伝ってあまり歩きたがりません。
連続して歩けるのは、500メートルほど。
普段は杖、車椅子は使っていません。移動はもっぱら車です。
糖尿病もあり、食事は無制限というわけではありませんが、イタリア料理はほどほどに好き。ワインは大好き。

母、70歳。
父と違い、至って健康。
好き嫌いもあまりなく、イタリア料理も大好きです。

同行は私とおっと、現地で兄が合流することになりました。

行き先は両親の希望、諸事情を考えて、ヴェネツィア2泊・フェイレンツェ4泊にしました。

「両親の希望」と書きましたが、実は最初は父はそれほど乗り気ではなく、私も悩みました。
足が悪いことを気にしているかと思ったので、ストレスが少ない国内も考えました。
でもやはり、これからどんどん体力が落ち、ますます外出が難しくなると思った時に、「あれもこれも、こんなにできないことが多くなってしまった」ではなく、「車椅子があれば、介助をしてもらえれば、こんなに色々なことができる」という気持ちになってもらいたかったのです。
その為にも、体力が残っているうちに自信を付けてもらいたいと思い、母が行きたがっていたイタリアに行き先を決めました。

 

まず第一関門は、父の歩行をどうするか。
使えるところはタクシーやハイヤーを使うにしても、そもそも車の入れないヴェネツィアや美術館内、意外と歩く空港内はどうするか?と考えて、車椅子を利用することに決めたのは前述の通りです。
調べてみると、空港受け取り・空港返却のできるレンタル車椅子があると知り、早速父に連絡。
すると思いがけない反抗に合いました。。
妙なところでプライドが高い父、普段お世話になっているケアマネージャーさんに相談すると、やはり普段から介助を拒否する姿勢が目立つとか。
でも、500メートルも歩けない父では、空港の乗り継ぎさえ難しくなるのは確実です。
これは機嫌がいい時に、しつこくならないように、でも根気よく説得しました。

「乗らなくてもいい時は荷物置きにするから大丈夫!」
「折りたためるから、たいして邪魔にならない」
「美術館などで並ぶ時、椅子代わりになるから皆で使えて便利」

これらの言葉で渋々ながら納得。
旅行期間がGWだったため、余裕をみて1ヶ月前に下記の会社に予約をしました。

移動サポート
http://www.ido-support.com/index.html

メールと電話で問い合わせや質問等をしたのですが、回答も早く、また迅速に対応して頂きました。
羽田空港での受け取りと返却が出来、料金も8日間で6,200円と手ごろで、また次の機会にもお願いしようと思っています。

 

でも、最初から大人しく乗ってくれた訳じゃないんです。。
写真は帰国時のもの。
こんな後ろ姿を見られるまでには、色々とありました…

 

 

次は、父と飛行機と乗り継ぎについて。
自戒と反省を込めて、苦労話つづきます。

 

 

 

 

 

 

 

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