2013イタリアたび シラクーサパニーノ対決1

 

シラクーサには3泊し、日中は近郊の街へショートトリップ、そしてまた夕方戻る、という感じで過ごしていました。
バスの時間もあるので朝食はホテルで済ませることが多かったんですが、1日だけ、シラクーサのメルカート(市場)に朝ごはんを食べに行きました。

お目当てのものは、シニョーラが味見させてくれる「出来たてリコッタ」!
シラクーサに住んでいた知人から「絶対お勧め!」と言われていたこのリコッタ、出来たてなので、まだホカホカと温かいのです。
ミルクの甘みがジューシーで、とっても美味しかったー
このシニョーラがまた良い人で、チーズやサラミを買ったら、ピスタチオのペーストを「お土産に日本に持って帰ってね」と言って、プレゼントしてくれました。

隣のお店でも皆さんへのお土産を購入。
11月のレッスンで生徒の皆さんに食べていただいた「焼きリコッタ」は、ここのリコッタの水分を抜いて表面をあぶったもの。
事情を話して、全部真空パックにしてもらいました。

その作業を待っている間、お店のお兄さんに声をかけられました。
曰く「ちょっとしたプレゼントをあげるよ~」とな。
???と思っていると、手際良く、お店の商品を使ってパニーノを作ってくれました!
もう「騙される?」なんて思いません(笑)
皆オープンで親切なんですよね~

このパニーノ、これがまぁ、美味しいのなんの。
皮がかりっとしたパンに、少し塩気の強いリコッタ、パキーノ産のミニトマトのオイル漬け(これも皆さんにレッスンで食べていただいたものです)、ケイパー、唐辛子の酢漬けなどをはさんだシンプルなものですが、パンの香ばしさと具の塩味が絶妙なバランスで、プレゼントと言われてなかったらお替りしたかったくらい。
見ると、地元の人がこの無料パニーノだけを食べにふら~っと入ってきて、食べながらお喋りをして帰っていくではありませんか。
商売大丈夫?と心配になりましたが、食べて納得。
これを食べると、この具を買って帰りたくなるんです。
というわけで、私もドライトマトを追加してもらったという訳。
商売上手ね(笑)

でも、お店の人も自分の店の商品に自信があるからこそこうやってふるまい、それを食べたお客さんも品質に納得して買い物をする。
双方ハッピーなシステムだなぁと思いました。

 

その後はシチリアの買い食いフード、お約束のアランチーノ(ライスコロッケ)をおっとと半分こ。
ナポリなどでは丸型が多いですが、シチリアはこのように円錐型が多いです。
形を崩さずに揚げるのは、こちらの方が難しそう。
ちなみにこれ、底部分のサイズは私の握りこぶし大あり、お値段1ユーロ。
この日の朝ごはん代、2人で1ユーロで済んでしまいました(笑)。

その後は、市場をぷらぷら。

この辺りでは、「トマトと言えばチリエージ(ミニトマト)」と言われるくらい、ミニトマトばかりを食べます。
味が濃くて、食べやすくて、私もおきにいり。

パン屋さんには巨大なパンがごろごろ。
リング状のものは、プーリアでも良く見かけました。
硬質小麦の生産が盛んな南イタリアでは、やっぱりセモリナ粉入りのものが多いですね。

左上の赤い魚は、この日の夜のレストランで食べました。
これとピスタチオのニョッキ、絶品でした~
きっとここで仕入れしたに違いない。

 

 

市場をぶらつきながら、「豊かだな~」と思いました。
皆、その日使うものだけを買いに来るのか、荷物がとっても少ないんです。
冷蔵庫代わりにするもよし、お喋り目的で来るのもよし。
イタリアのメルカートが社交場になっている光景は今までもたくさん見てきましたが、ここシラクーサの市場は空気がゆったりと流れていて、でも活気もあって。
確かに、今のイタリアは景気が悪いし、消費税の値上がりも痛いニュースです。
商売は、厳しさが増していると思います。
でも、ここに集う人はなんだか皆のんびりしていて、他人に関心と親切を示す余裕があるように思いました。

 

 

 

ねこものんびり。

 

 

 

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