2013イタリアたび カターニア穴場レストラン

 

続いて、カターニアのお勧めレストランのお話。

カターニアの魚市場に続いての記事なら、あのお店でしょーと思った、シチリア通のあなた。
ふふふ、違うのです。
カターニアの魚市場内にある超有名店のAntica Marina、行くには行ったんですが、なんと工事中で臨時休業!
電話が通じないのでおかしいな?とは思ったんですが、朝、市場に行ったついでに覗いてみると、職人さんがわさわさ。。
「予約したいんですが…」と言うと、「今日まで工事でお休みだよー」とのお返事!
「えぇー、このお店で食事するために日本から来たのにー」(←大げさ)と言ってみるも、「ごめんね、また来てね」との答えに、「分かりました」と納得せざるを得ません。
カターニアで食事が出来るのは今夜が最後。
系列店があるとの情報も耳にはしていたんですが、すっかり心が折れてしまい、心機一転、一から出直すことにしました。

私がレストランを探す時に1番に参考にするのが、住んでいる人のお勧め。
地元のひとが美味しいと思うお店で食事がしたいのです。
バス事件でイマイチ合わなかったホテルのお姉さんとは別なお姉さんがフロントにいたので、試しに聞いてみると、「どんな雰囲気のお店がいい?」と聞いてくれました。
おぉー、これはホントにお勧めを考えてくれるんだな、と思い「この土地の家庭的なお料理が食べたい」と言うと、勧めてくれたのが「STREET FOOD」という名前のお店。
名前を聞いただけでは絶対行かないなー、と思ったのが顔に出たのか、「私が友人達とよく行くお店で、安くて美味しくて、お店の人の感じもいいのよ」と教えてくれました。
じゃあ行ってみようか、と思ったのが大正解。
カターニア最後の夜は、大満足な夜となりました。

こちらのお店、テーブル用のメニューはありません。
お店に入ると、調理済み、もしくは火を入れるだけにされた前菜類が並び、脇にはセコンド用のお肉などがずらり。
お勧めの魚介類が書いてある黒板もありました。
それを眺めてから、テーブルでお店の人と相談しながらメニューを決めていきます。
こういうスタイル、大好きです。

まずね、もうパンからして美味しい。
今回のシチリアでは「パン美味しいなー」と思って食べてましたが、ここのが断トツ1番に美味しかったです。
これにサラミとチーズで終わりでもいい、と思ったくらい。
終わらないけど。

アンティパストには「海の幸の前菜盛り合わせ」をお願いしましたが、1種類・1皿ずつ登場。
これは「カジキまぐろのカルパッチョ」。
軽く燻製にしたものは良くありますが、ここのはカジキがオール生(ビールみたい?)なんです。
まったく火が入っていないので、身がねっとりまったり。
旨みが舌に絡みつくようです。

「鰯のベッカフィーコとアランチーニ」

詰め物をした鰯のベッカフィーコ。
以前レッスンでもご紹介しましたが、ここのは揚げるスタイル。
熱々でかりっと揚がっていて、油くさくなく、ぱくぱく勢いよく食べてしまいました。

前菜はこの他、「タコのサラダ」「甘海老とオレンジのマリネ」「小イカのフリット」。
テーブルに乗りきらないほどですが、ジョージクルーニー似のおにーさんが、冗談を言いながらてきぱきサービスしてくれて楽しい。

「ポルチーニと海老のタリアテッレ」

これはおにーさんに「ポルチーニのパスタが食べたいけど、何か混ぜたい」と言ったら勧めてくれた海老入りバージョン。
シチリアでは、海の幸+山の幸を一皿に一緒に使うお料理を多く見かけました。
これもスペイン統治時代の名残なのかもしれません。
トスカーナの人とかに言うと「ポルチーニに海老!?」と眉をしかめられるかもしれませんが、海老が突出することなく、あくまでダシの位置に留まり、ポルチーニの旨みを存分に引き立てていました。
ジョージ、やるなぁ。

「スピエディーニ2種 カジキマグロのインボルティーニ ピスタチオ風味・パンチェッタの葱巻き焼き」

セコンドにはスピエディーニを。
ビステッカ・フィオレンティーナを強く強く強く(笑)、勧められましたが「この前フィレンツェで食べちゃった」と言ったら、次に勧めてくれたのがコチラ。

これ、多くは語りません。
とても美味しかったので、今月のレッスンでご紹介します!

最後の夜、カッフェとドルチェはお散歩しながら他で食べたかったので断って、お会計をしてもらうと、2人で49ユーロ。
おっとの「安い!」がまた聞けました(笑)

ちなみに、

海の幸の前菜盛り合わせ×2人分
ポルチーニと海老のタリアテッレ×1皿
スピエディーニ2種×1皿
パン・水・ビール大1本・白ワインボトル1本

以上をおっとと二人で食べました。
セコンド2皿いくつもりだったんですけれど、前菜でかなりお腹がいっぱいに。
普通の人だったら、プリモもパスした方がいいかもしれません。
ジョージ以外のスタッフも皆カンジが良くて、とても美味しく、楽しく食事が出来ました。
店名や店構えだけでは絶対に足を止めなかったお店だと思うのですが、行ってみないと分からないものですね。

 

STREET FOOD

住所:Via Coppola,54,CATANIA
電話:095250015

調べてみたら、トリップアドバイザーでも評価が良いようでした。
英語のコメントが多いですが、地元の人達も食事会をしていたりで、なかなか流行っていましたよ。
スタッフは英語も話せます。
ジョージは築地にも行ったことがあるそうです。(この情報いらない?)

 

 

続いては、今回のたびで1番のおきにいりになったシチリア・シラクーサ編。
レッスンが始まるので、のんびり更新していきます。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。