2013イタリアたび ノートでドルチェ三昧

 

シチリアは、イタリアの中でもお菓子やパンが美味しいエリアです。
先日ご紹介したモディカはチョコレートが特に有名ですが、もちろんチョコレート以外のお菓子も美味しいし、他の街にも名店がたくさんあります。

世界遺産に認定されたヴァル・ディ・ノート(ノート渓谷)の後期ゴシック様式の8つの街のひとつ、ノートにもそんな名店があります。
それが、「カフェ・シチリア」。
今回はここのカッサータを食べてみたくて、滞在していたシラクーサから、1時間ほどバスに揺られて出掛けてみました。

お店は街のメインストリートにあるので、すぐに分かります。
クラシカルな店内には、バンコ(カウンター)とお菓子のショーケース、奥にテーブルがあります。
ここのお菓子は全て天然素材で作られていて、日本のパティシエの卵達も、修業先に選ぶ人が多いんだそうですよ。
残念ながら、親日家と言われているご主人はいなかったんですが、奥様かな?
素敵なシニョーラに、お勧めとお菓子の説明を聞いて、3つほど選びました。

 

1番手前はシチリア名物のカッサータ。
日本人には極甘に感じるカッサータも、ここのは上品な甘さで、アーモンドの風味が良く分かります。
和菓子の練り切りに近いような雰囲気で、色も自然のもので着色しているので、素材の味が引き立っています。
「緑茶にも合いそう」と思ったら、メニューに緑茶が載っていました。
(たぶん、中国の半発酵タイプの緑茶だと思いますが)

中央が、ぶどうと蜂蜜風味の生クリームを使ったスポンジタイプのケーキ。
パンデスパーニャ(スポンジ)、洋梨、蜂蜜クリームを重ねて、上にぶどうがたくさん乗せられています。
甘みと酸味が絶妙で、とても優しい味わい。
日本の凝ったケーキにはない、素材感が存分のケーキです。

そして奥のものが、ビアンコマンジャーレ。
こちらもシチリアの郷土菓子で、アーモンドのぺーストにでんぷんを混ぜて固める、プリンのようなドルチェです。
ぷるぷるを一口すくって食べると、甘さ控えめで、デリケートな味。
アマレットのリキュールの香りが、高級感をプラスしていました。

 

イタリアのお菓子というと、甘みが強く、がつんと素朴系が多いんですが、街の雰囲気と相まって、このお店のものは全体的に上品でデリケートな風味のお菓子ばかりです。
観光客も多いですが、バンコでは常連さんがカッフェ片手に楽しそうにお喋りを楽しんでいて、1892年創業の老舗の風格を作るのには、彼らも一役買ってるんだと思います。
ノートにはことさら優雅な印象が残りました。

 

 

Caffè Sicilia

住所:Corso Vittorio Emanuele, 125, 96017, Noto (SR), Italy
電話:+39 0931 835013

 

ケーキ類もですが、ジェラートやグラニータもとても美味しいそうです。
街歩きのお供にも良いですね。

 

 

 

 

2013イタリアたび ノートでドルチェ三昧” への2件のコメント

  1. 盛りだくさんの旅のはず〜もっとアップしてくれるのかと期待していました。
    あまりにも盛りだくさんで忙しかったのかな。
    カタラナもいろいろあるんですね〜ロブスターやエビだけかと。
    合わせるソースもいろいろなようで面白いです!是非kyokoさんのカタラナ食べてみたいです。
    そして甘さ控えめで上品なドルチェ〜気になります。
    特にぶどうのコレ!近々の登場期待しています。
    いっぱい刺激を受けて、閃いたんでしょうね♡楽しみです。

    • ひと山向こうのK さま

      こんにちは。
      すみません、シチリア内の移動がちょっと大変で、今回は体力温存を優先させました。ゴメンナサイ。
      でも、ネタはたくさんあるので、どんどんUPしていきますね!

      カタラーナはいろいろなデザインがありますが、やっぱりご馳走なお料理だと思います。
      シラクーサは観光客が多いので、結構モダンなお店も多かったですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。