天ぷら 天雅

 

今日から9月。
明日から新学期ね~
と思っていたら、今は2学期制を導入している学校も多く、1週間早く新学期が始った所も多いんですって。
8月31日のあの焦燥感は全国区ではなくなってしまったのかと、それはそれでちょっと淋しいような、昭和世代です。。

 

夏の思い出を整理していたら、まだご紹介していないお店がありました。
中目黒にある、天ぷら・懐石料理のお店「天雅」です。
こちらは、天ぷらをメインとした懐石料理が楽しめるお店で、天ぷら好きなおっとの為にチョイスしました。

中目黒駅から少し歩いた住宅街の中にあるお店のエントランスには季節の花があしらってあり、外から来ると1~2℃す~っと温度が下がるような、凛とした雰囲気があります。
店内やお料理の盛り付けにも、一貫してそれは感じられます。

先付に頂いたのは、冬瓜の茶巾。
冷たいお出しの中の茶巾には、旬の車海老、おくら、素麺かぼちゃなどが詰まっていて、脇には煮鮑も添えてあります。
冬瓜越しに覗く海老の朱と、星型のようなオクラが銀を散らした器に良く映えて、天の川のような演出になっていました。

繊細な味に、ビールを飲んでる場合じゃないなと思い、すぐに冷酒に切り替えたのが冒頭の写真。
こちらも演出が凝っていて、本当に楽しいです。
ちなみにこの生花、お酒ごとに変えてくださいます。わお。

天ぷらまで続く、お椀、お造り、八寸、どれ一つとっても素晴らしい味でした。
素材もたくさん使っており、味付けに重なるものはなく、感じ入りながら食べているとあっという間に時間が過ぎていきます。

メインの天ぷらは、言うまでもなく。
才巻き海老、きす、うに、穴子、とうもろこし、水茄子。
全てに丁寧な仕事が施され、かなりお腹がいっぱいなのに、もう少し食べたいな~と思ったほど。

と、思ったら、仕掛けがあったのでした。
この後、箸休めと称して、雲丹のあしらわれたごま豆腐。

続けて、写真の炊き合わせ。
これがまた素晴らしかった!
素揚げした賀茂茄子と伏見唐辛子、炙った穴子と湯葉などが、とうもろこしのすり流しに浮かんでいるんです。
こんな楽しい炊き合わせ、初めて食べました。

最後に、かき揚げの天丼や天茶漬けを選び、食事は終わり。
お茶を変えて下さってほうっと満足感に浸っていると、デザートが出てきました。
この水物だって手を抜いていません。
メニューにはただ「白桃のグラッセ」とありましたが、自家製の杏仁シャーベットやぶどうのコンポートが添えられていて、食後の甘いものが別腹じゃない私でも、おかわりしたくなるくらい美味しかったです。

全体を通すとかなりのボリュームがあり、また器や盛り付けにも凝っているので、食べるのにも時間がかかります。
故に満腹感は相当なものなのですが、味付けにも素材にも緩急があり、最後まで全く飽きさせません。
それは、美しい盛り付けや、楽しい演出も手伝ってのことなのでしょう。
若いご夫婦が営んでいるお店ですが、先回りするようなさりげない気遣いで、リラックスして食事を楽しめました。

ここまで日本食の美しい技巧を見せつけられると、季節を変えて再訪しなくちゃ!と思わせられる、素敵なお店です。

 

天ぷら・懐石 天雅

住所: 東京都目黒区上目黒3丁目16-13 CUBE-M B1
電話: 03-6303-4005
営業:18:00~23:00
定休:月曜

 

器に興味津々だった私を見て、こっそり食器コレクションを見せてくださいました。
これがまた素晴らしかった~

 

 

 

 

 

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