3月レッスンメニュー ~リグーリアのパスタ~

 

3月のレッスンメニューにぴったりのパスタを見つけました。
リグーリア州の名物パスタ、Trofie トロフィエ です。
手のひらを台にこするようにして成形する、独特な形が特徴です。

ペストジェノヴェーゼ(バジルペースト)で食べるのが一般的ですが、ちょっと一工夫。

茹であげたトロフィエに、アスパラガスをピュレ状にしたソースとあさりの旨みを移しました。
春の香りたっぷりの、おいしいパスタが出来ましたよ。

トロフィエ、手で作ろうかなと思ったんですが、手打ちパスタが続いたのと、他のメニューとの兼ね合いで、今回は乾麺タイプを使用します。
でも、こちらも機械で作ったものではなく、手作りのトロフィエを乾燥させたタイプ。
(ちょっとややこしい…)
もちもちして美味しかったです。

ソースは私のオリジナル。
アイデアは和菓子からもらいました、と言うと意外でしょうか。

ちょっと分かりにくいんですが、このアスパラガスのソース、薄い萌黄色をしているんです。
萌黄色とは、春、植物が芽吹き始める頃の草木の若芽の色。
ちょうど今頃ですね。
季節を先取りする和菓子では、2月頃に上生菓子などで表現される色です。
先日遊びに行った友人のお菓子屋さんでこの色の和菓子を見て、インスピレーションが湧きました。

子供の頃に書道や琴を習ったせいか、幼い頃から和の文化に慣れ親しんできました。
製菓学校で和菓子を専攻したのも、幼少期の影響が少なからずあると思います。
私の料理は「大胆で優しい」と評価されることが多いんですが、優しさの部分は、多分この和文化から派生しているのかなぁと思います。

イタリアンといえば、どちらかというと力強く素朴なお料理。
対して和食は、繊細さと緻密さも併せ持つお料理。

輪郭がぼやけてしまうようなお料理は好きではありませんが、両方のもつ良さを足し算できるのが、私の個性なのかなぁと思う今日この頃なのです。

 

 

10年なんてまだまだですが、こっそり回顧してみたり。

 

 

 

 

 

 

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