カプリ島の次は、再び船に乗ってアマルフィに移動します。
アマルフィエリアの美しい海岸線を眺めながら1時間弱の船移動、あっという間にアマルフィの港に到着しました。
急遽予定を変更した為、ホテルに連絡していた時間よりかなり早く到着してしまったので、荷物だけ預かってもらい早速街を散策。
ピーク時ほどではないと思いますが、観光客の姿もまだ多く、街には活気があります。
アマルフィに来た1番の目的は「Derizie al Limone デリツィエ・アル・リモーネ」食べること。
レモンのお菓子はこのエリア一帯でたくさん作られていますが、中でもデリツィエ・アル・リモーネは避暑に来る観光客の影響もあってか、その洗練度はピカイチ。
アマルフィには180年以上続く老舗パスティッチェーリア(お菓子屋さん)があるというので、そこへ行ってみたかったのです。
辿り着いたのは、クラシカルなお店の雰囲気が素敵な、Pansa というカフェテリア&パスティッチェーリア。
ドォーモ隣という抜群の立地で、創業は1830年という超老舗です。
そして、この白いケーキが Delizie al Limone 。
このお店のものはスポンジの中にレモン風味のカスタードクリームがサンドされ、周りを生クリームで覆ってあります。
それほど凝った構造ではないんですが、全てがデリケートで、バランスがとってもよいんです。
こちらで使う材料のレモンは、所有の農園のものだとか。
街の一等地にある高級カフェですが、地元の人が次々とおやつを買いに入って来るのが印象的でした。
アマルフィで食事をしたのは、2軒のレストラン。
一軒は予約した宿のファミリーが経営する、路地裏の小さなピアッツァ(広場)に面したレストラン l’abiside 。
軽めにと思い、カプレーゼと茄子のパルミジャーナなどをいただきました。
この茄子のパルミジャーナが絶品!
ポピュラーな作り方に一工夫加えていて、ライトな仕上がりです。
茄子のパルミジャーナ、実は私にはちょっと重たくて今まで苦手だったんですが、これならおかわりしたくなるくらいイケル!
お料理について質問しても、とても丁寧に教えてくれました。
ちょっとモダンな雰囲気のお店ですが、可愛いピアッツァに面した気持ちのよい外の席がオススメです。
夕食は、街を散策しながら見つけたレストラン La Perla 。
メインストリートから階段を上った奥まった場所にあるのに、かなり賑わっています。
食べたのは、鰯フライ・娼婦風スパゲッティ・いろいろお肉のミックスグリル。
選んだメニューがアタリだったのかもですが(観光客向けっぽい魚介の派手派手しいお料理もあったので。。)、作り慣れている感があって、安心して食べられる美味しい家庭の味。
娼婦風のパスタはメニューではリングイーネだったんですが、スパゲッティに変更してもらいました。
手の込んだお料理を食べ続けていると、なぜかつるつるっとしたスパゲッティが食べたくなるんですよね。
かなり味のあるおじさん二人組のカメリエーレが、ダミ声でいろいろと世話を焼いてくれます。
ごっつい手で運んでくるのがこんなに可愛いお皿っていうのが、ギャップがあってスキ(笑)。
アマルフィは思っていたより小さな街でしたが、観光客の活気があり、地元の人の生活感もあり。
海も綺麗で海水浴はもちろんですが、街中や海沿いの道を夕暮れ時にのんびり散歩するのも楽しかったです。
ビーチとチェントロ、ただの避暑地とは違った意味でも楽しめると思います。
Pansa
住所:Piazza Duomo 40,84011,Amalfi
電話:089 871065
営業:7:30~22:30
休業:11月と2月の火曜、1月休業
l’abside
住所:Piazza dei Dogi,84011 Amalfi
電話:089 873586
La Perla
住所:Salita Truglio,5,Amalfi
電話:089 871440
【おまけ】
そのアマルフィで泊った宿が素晴らしかったので、ちょっとご紹介。
ドォモのすぐそばにある、residenza Luce。
B&Bスタイルの宿ですが、ここが素晴らしかった!
私達が宿泊した部屋は、タイルの床が可愛らしい1階がリビングとバスルーム、2階にベッドルーム、というロフトタイプ。
このバスルームがまたすごくて、バスタブはジャグジーバス、シャワールームは別ブースに独立してあります。
アメニティも細やかで、イタリアでは高級ホテルにしか用意されないふかふかのロゴ入りスリッパやバスローブもありました。
ドォモ通りに面したバルコニーには椅子もあり、アペリティーボをしながら通りの人を眺めるのがとっても楽しかったです。
窓を閉めると通りの喧騒はまったく聞こえませんし、エアコンも完備。
でも、何より素晴らしかったのは、オーナーのリディアさんの心遣いです。
お部屋に生花と手作りのケーキが用意されていたのにはびっくりしました。
また、急な予定変更にも快く対応してくださり、街の見どころを丁寧に説明してくださったり。
翌朝のお別れが寂しくなるくらい、本当によくしていただきました。
このエリアにはまだ行ってみたい街があるので、次回の再訪を固く約束してハグ&バーチョ。
アマルフィの太陽と海と人情に、たくさんのエネルギーをもらいました。
residenza luce
住所:Via Fra Gerardo Sasso, 4, 84011,Amalfi
電話:338 1554747
こんにちはー。しばらくご無沙汰していましたが、もしかして今イタリアですか?
まだ、ざーっと遡って簡単に目を通しただけなんですが、レッチェ、マテーラ、アマルフィー と、私の好きなところ総ざらいって感じで羨ましい~:D
特にアマルフィーはなんだかんだで5回くらい行きましたが、それでもまた行きたいくらい好きなところです。あーまた行きたい~:)
南イタリア、満喫してくださいねぇ~
さばぇ さま
ごぶさたしてます!
このエリアの計画を立てるあたって、さばぇさんの過去記事を参考にさせてもらいました^m^
以前マルケにお邪魔した時に、さばぇさんが「アドリア海は綺麗だよ~」と言っていたのがずーっと耳に残っていて、どうせ行くなら1番綺麗なところに行こう!と思ってオートラントに行ってきました!!
マルケの時は、演歌が聞こえそうな荒れた海でしたものね(^_^;)
アマルフィエリアも、とても楽しかったです。
近郊の街の行き来が思っていたより簡単だったので、次回はヴィエトリとかにも行ってみたいです。
この辺で待ち合わせとかできたら楽しいですね♪
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