ローマを後にし、ユーロスターで一気に南下。
5時間半揺られてプーリア州レッチェへやってきました。
いろいろと諸事情があり、あえて電車移動を選んだんですが、その話はまた。
さて、レッチェ。
電車からホームに降りると、熱波のような空気に包まれました。
南に来たなぁという感じに、テンションも上がります。
レッチェは「バロックのフィレンツェ」とも呼ばれ、バロック様式の建築物が数多く残る、とても美しい街です。
プーリア州の中で1番来てみたかった街で、念願かなってようやく来ることができました。
プーリアのお料理の特徴は、オリーブオイル・野菜・魚介・香草、このあたりがキーワードになるように思います。
照りつける太陽に乾いた空気が作る食材を用いたお料理は、とても力強くてシンプル。
この美味しさは、家庭的なお料理でその魅力をフルに発揮するように思います。
しばらく、どーん!ばーん!!なお料理が続くだろうな~という理由で、昨日のローマでは少し綺麗めなお料理のお店を選んだんですが…
ほらきた!
これ、前菜のフリット・ミスト、1皿4ユーロ也。
4ユーロなのでそんなにボリュームないかな?と思っていたんですが、いやいやいや。
ピンポン玉大のライスコロッケ、香草入り揚げパン、コロッケなどが、20個たっぷり乗っていました。
いやー、嬉しい!でも多い!!
ハーブの香りたっぷり、外側かりっかりで中はとろっとした美味しいフリットだったのに、微妙に困った顔で食べてしまいました。。
ビジュアルがもうすでに美味しい(笑)
このあたりでよく食べられる、空豆のピュレの上に、オイルで軽くソテーした柔らか~いタコ、
その上にルーコラとチーズがたっぷりと乗っているお料理です。
これ、イタリアで今まで食べたタコ料理の中で、断トツ1位の美味しさでした!
ボリュームもすごいけど、美味しいからいい!!
こちらのお店、歩いていて見つけたトラットリアです。
滞在したB&B(ここも素晴らしかった!!)の人に希望を伝え、美味しそうなお店をいくつかピックアップしてもらったんですが、あいにくこの日はお休みもしくは満席で、撃沈…
やむなく…といった気分で選んだんですが、結果おーらい。
シンプルで、力強い、希望通りのお料理が食べられました。
メニューを見る限り「うーん…」と思うものもありましたが、お店の人にお勧めを聞いて相談しながら選べば問題ないと思います。
実際、どのテーブルのひと達も細かく相談していて、運ばれるお料理もとても美味しそうだったので。
レッチェはまだ夏の空気。
食事が終わる時間でも、街はまだまだ活気があって、食後のお散歩もとても楽しかったです。
Trattoria di Nonna Tetti
住所:Piazzetta regina maria, 17, Lecce
電話:0832 24 60 36
※英語メニュー有り
【おまけ】
ハウスワインを頼むと「髪でも洗うんですか?」という量が入りそうな水差しと、湯のみがどーん!と置かれます(笑)
こういうの、スキ!
でも、残念ながらハウスワインの白は×でした。。。
残念!
どれも美味しそうな料理ですね。今すぐ食べに行きたいぐらい。最後のワインも飲んでみたいです。
Fクラスの佐藤 さま
こんにちは!
プーリアのお料理は美味しいモノばかりで、本当にお勧めです。
まずはレッスンで再現できるように、頑張りますね!