イタリア料理教室 La mimosa 4月のレッスンがスタートしました。
Antipasto Torta salata alle Erbe con Piselli
グリーンピース入り ハーブ風味のトルタ
今月は、旬素材のグリーンピースとハーブをたっぷり焼きこんだトルタをご紹介します。
チーズとクリームのトロッとしたフィリングに、さくさくのトルタ生地の相性は、誰もが好きな味。
小麦粉をブレンドして作るオリジナルのトルタ生地は、そのさくさくの秘訣が満載です。
Primo Piatto Bringoli al Pomodori freschi e TAKENOKO
フレッシュトマトと筍のブリンゴリ
こちらも春の代表的な食材、たけのこを使って美味しいパスタを作りましょう。
普通イタリアンでは使わない筍ですが、その独特の風味は意外なほどアレンジ自在です。
梅雨前が美味しいと言われる日本の甘いトマトと合わせ、個性的なペコリーノをたっぷりかけます。
合わせるパスタは、手打ちのブリンゴリ。
もちもちっとした太麺は、日本人なら好みの方も多いフレッシュパスタです。
お子様でもできる手軽さなので、GWのお休みにご家族やお友達と一緒に作るのも楽しいですよ。
Seconodo Piatto Stinco di Maiale al forno con Arance
スペアリブのロースト オレンジ風味
豚のスペアリブをオレンジと一緒にマリネし、オーブンでじっくりと焼き上げます。
使用するオレンジは、甘みが強く果汁の多い熊本の桶柑(たんかん)。
果物の酵素がお肉をやわらかく、ふっくらとさせてくれます。
コントルノ(付け合わせ)の新じゃがとパプリカの重ね焼きをを添えて、ボリュームたっぷりで召し上がってください。
アグロドルチェ(甘酸っぱい)な風味はこれからの季節にもぴったりなので、野外のBBQにもおすすめのメニューです。
今月のお料理に合わせてmieux-mieuxさんが選んでくださったワインは…
i Vini Italiani
’10 giocheremo con i fiori (右)
ジョケレーモ・コニ・フィオーリ
ペコリーノ種を100%使ったアブルッツォ州の白ワイン。
濃い麦わら色で、白い果実の蜜、花の芯の香りがあり、力強いミネラルが長い余韻を引き出します。
アブルッツォはDOC、DOCGワインの少ない州ですが、個人的にはそれに匹敵する美味しいワインだと思います。
誕生秘話を含め、アドリア海沿岸地域でDOCに昇格するのも近いかもしれません。
’06 ROSSO DI MONTALCINO (左)
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
トスカーナ州の、サンジョベーゼ・グロッソ種を使ったDOCワイン。
チェリーやスグリの果実味、滑らかなタンニン、上品な樽香で、ぶどうの栽培規格や熟成期間に差はあるものの、同じぶどう品種で作られる上級のブルネッロ・ディ・モンタルチーノに引けを取らない、素晴らしい出来です。
赤ワイン好きな方に、オススメの1本です。
今月のおまけデザートは…
Dolce
トロピカルなトルティーナ
沖縄に行っていたお友達に触発されて、トロピカル風味の小さなトルタを作りました。
お料理がボリュームたっぷりなので、さっぱりとしたフルーツとご一緒にお召上がりください。
今月は、粉モノを2種類作ります。
小麦粉、油脂、水分、の関係を理論的にお話しますので、今まで何となくしていた作業の秘密が分かりますよ。
工程に納得がいくと、今している作業の仕組みが分かり、失敗も減ります。
基礎力と応用力、どうせなら一緒に取得してしまいましょう。
残りわずかですが、
4月17日(火)11時~
4月22日(日)11時~
のクラスに空席が出ました。
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朝堀りたけのこ、毎日茹でてお待ちしていマス。