イタリアたび日記 アンギアーリ4 アレッツォ編

 

 

翌日、ウンブリアのタルトゥーフォを求めて旅立ったeriちゃんとは別れて、食器の買い付けにアレッツォの骨董市へ出かけました。
山道をバスで50分ほど揺られて、アレッツォへ到着です。

ヨーロッパ最大級と言われるアレッツォの骨董市は、毎月第一日曜とその前日の土曜日と2日間開催されます。
この市に来るのは今回で3回目なんですが、土曜日に来たのは初めて。
日曜日ほど告知が徹底していないのか、思いのほか空いていてちょっと拍子抜けです。
お店も一部準備中だったりで、やっぱり日曜日がメインなのかな?
でも、ゆっくり商品を選ぶには持ってこい。
提示された値段を「ちょっと考えます」と言って、後で戻ると、たいてい値引きしてくれるからです。
混んでいると、戻ってくるまでに売れちゃうことがあるので、この辺の駆け引きが何とも悩ましい。。

今回の目的は、カッフェ用の銀のスプーンとティーカップなど。
特にカップ類は、エスプレッソ用のものを補充したかったので、やる気満々で挑みました。

あとは、に頼まれた花器でしょー、実家の母へのプレゼントと、、、と気が付いた時にはすでに3時間経過!

そりゃ疲れるはずだわ。。。
疲れると勘も鈍るし、イタリア語もますます出てこなくなるので、ここでいったん休憩。

お昼の時間を過ぎてしまっていたので、サラミ屋さんで簡単にパニーノを作ってもらいました。
今日はポルケッタ(焼き豚)のパニーノ。
実は私、ポルケッタってしょっぱくてパサパサしていてあまり好きじゃなかったんですが、何だかこの日は妙に気になってトライしたところ、これが見事にビンゴ!
塩気も疲れた体にはちょうどよく、スパイスも効いていて、何よりお肉がしっとり。
1回食べただけで、知った風にジャッジしちゃいかんなぁ、と反省しました。
(あ、でもポルケッタ食べるの、これで4回目だった。。)

ポルケッタとワインでエネルギーをチャージした後は、またひたすら出モノを探してウロウロウロウロ。
この後も、バールで1回休憩した以外はずっと歩いていたので、合計6時間は歩いていたことになります。
食べても太らないわけだ。。。

 

ようやく目的のものが揃って、時計を見ると18時。
18時過ぎのバスで、アグリに戻ることにしました。
夕食は20時と言われていて、「18時か19時頃には戻りますね」とロレッタマンマに言っておいたので、ちょうどよい時間かな。
アレッツォ駅が始発のバスなので、もしかしたら少し早目に入線してるかもな、などと思いつつバス停へ。
しかし、バスはなし。

ま、そんなに都合よくいかないか~
と、大人しく時間まで待つことにして10分。
時間どおりに来るわけないよね、と20分。
まったくイタリアってやつは、と30分。
…もしかして、1本飛ばされた?で、40分。。。
ちょうど同じ会社のバスが到着したので、休憩に降りてきた運転手さんに「18時15分のバスが来ないんですけど…」と聞いてみたら「え?今19時だから、もう行っちゃってるでしょ?」と。
「いや、だって18時から待ってたんですけど…」と言ってみるも「何でだろうね?」と逆に聞かれる始末。

うふふ。
そうよね、こんなことでイライラしてちゃ疲れるだけよね。。。

でも、この運転手さんが次のアンギアーリ方面に行くバスを運転するとのことで「ドア開けておくから、乗って待ってて。疲れたでしょう」と言ってくれて、イライラも沈静。
アグリに夕食に遅れる電話をし、バスの中で本を読んで待っていたら、さっきの運転手さんが戻ってきて、さりげなく読書灯をつけてくれました。
いいひと~

その後も、真っ暗な山道続きで降りるバス停が分からなそうだなと思って(イタリアのバスは大抵降車バス停の表示やアナウンスはありません)この運転手さんに「アンギアーリで降りたいんですが、着いたら教えてください」と言うと「アンギアーリのどのへんに泊っているの?チェントロ?バス停からは遠いの?道分かるの?大丈夫??」とすごく心配してくれて、運行経路から外れたアグリの前まで行ってしまいそうな勢い。
(実は、過去にこれに似た経験をヴェネトでしているのです。イタリアのバス、恐るべし!なのですよ。)
「バス停の前のスイカって名前のバールの近くだったから、大丈夫!」と話して、ようやく運転手さんも安心してくれました。

アグリに戻ると、アグリのお母さん達も少し心配していたので、呑気だったのは自分だけか、とちょっぴり反省。
運転手さん(と他の乗客の人達)にとても親切にしてもらった話をしたら、安心してくれたようでした。

 

自分のことのように心配してくれたり、喜んでくれたり。
初めて会った人にこんなにオープンになれるのって、とても素敵なことだと思います。
イタリアの魅力って、こういうところにもあるんだろな。

 

 

 

【おまけ】

でも、あなたとはどこかでお会いした気が…

 

 

 

 

イタリアたび日記 アンギアーリ4 アレッツォ編” への4件のコメント

  1. 数日経過している間に沢山の記事!
    そして1つ1つが濃密ですね。
    知らなかった街・お料理等、刺激いただきました☆
    イタリア人の人柄、セカセカ日本人(特にワタシ・・)にとって
    学ぶべきだなぁと(^_^;)
    ブログ楽しみにしております。
    どうぞお気をつけてお過ごしくださいませー。

    • さっこどん さま

      怒涛の更新ラッシュ、お付き合いいただいてありがとうございます(笑)

      おっとも結構せっかちさんだったんですが、イタリア行くと大人しくなりますよ。
      または、あきらめるとも言いますが…(^_^;)

      でも、時間の流れ方というか、とらえ方が違うんですよね。
      旅行と生活の違いもあるとは思いますが、時間のゆとりや余裕を楽しむおおらかさは、私はイタリアの方が好きです。
      私にとってイタリアは、日本で背負い込んだ荷物をリセットする場所でもあるようです。

  2. お帰りなさい!ブログすごいです〜。美味しそうで楽しそうで、読んでいるだけで幸せな気分になります。もう今日からレッスンなんてすごいよね〜と話してました。ゆっくりお土産話聞かせてね♪ ブログちゃんと読んで予習しますから(笑)

  3. June さま

    先生、ただいまです!
    ホテルや飛行機で、教えていただいたポーズ実践しました~
    特に飛行機では、効果抜群!
    おかげさまで、24キロのスーツケースに、16キロの手荷物にも耐えられました(^_^;)
    24日には参加できると思います。
    ところで、時差ぼけに効くポーズってありますか??

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