イタリアたび日記 アルバ

 

更新が滞ってしまいました。
少しネット環境が不安定なので、UPできる内にいっきに行きますね。

トリノを拠点にし、ワイン友達のツテで紹介してもらったアルバにあるカンティーナ(ワイナリー)へ出かけました。
電車の中で話しかけられたシニョーラにそのカンティーナの話をすると「あそこはワインも景色もレストランのお料理も、ぜーんぶ美味しいから!!」と太鼓判を押され、期待が膨らみます。
広報担当の女性と電話で決めた約束は午後三時。
それまで時間があったので、アルバのチェントロ(中心街)でお昼を食べることにしました。

アルバの街はこじんまりとしていますが、この時期だけは別。
駅から中心街に向かうと、あちこちでトリュフの香りがするんですよ。
10月下旬~11月上旬には名産の白トリュフ祭りが開かれ、世界中から観光客が集まります。
私のお目当ても、もちろん白トリュフ。
黒トリュフは今まで何度か食べたことがありますが、白いトリュフは初めて。
お値段もはるものなので、出発前にネットで情報収集をしておいたお目当てのリストランテに向かいました。

 

 

お店はモダンな雰囲気です。
店内もピエモンテの小さな街(失礼!)にあるとは思えない素敵なインテリアでまとめられ、意外性にびっくり。
接客もそつがなく、でもフレンドリーで「これぞサービス!」という快適さです。
赤ワインをお願いしたんですが、グラスで飲み比べをさせてくれました。
さすが美味しい赤ワインの産地だけあって、どれもぶどうのキャラクターが素直に出ていて、好みのワインです。

期待がMAXに膨らんだ頃に、主役の白トリュフ登場!

『ラヴィオローネのアルバ産白トリュフ風味』です。

お皿をテーブルに置いてから、白トリュフをスライサーですいすい削ってくれて、温かいお料理の上にトリュフが落ちると、更にふわーんと香りが漂います。
白トリュフは黒トリュフよりも香りが上品で、例えて言うなら「厚手のウールのコート」と「軽いダウンコート」くらい違います。
(例えになってる?)

おいしいのは香りだけじゃないんです。
大きなラビオリにナイフを入れると、デリケートな味の野菜のピュレとチーズ、そしてトリュフと相性のよい卵が半熟状でとろりと溶けだす仕掛け。
これ、よく見ると卵がラビオリ生地の中に入っているのが分かりますか?
たぶん、生卵を包んでから茹でているんでしょうね。
どうやって包むのか考えながら食べるのも楽しかったです。

夕食もはりきって食べたかったので、軽いメインとしてアンティパストメニューで気になったお肉料理をお願いしました。

お肉のゼラチン質部分で仔牛のムゼット(サルシッチャのようなもの)をくるみ、フレッシュポルチーニのソテーと合わせてあります。
本来は前菜でしたが、メイン料理でもひけを取らないボリューム。
フレッシュポルチーニの香りと食感もよく、感心してしまうほどです。

季節のものと土地のもの。

こういった華やかな組み合わせは、食事のスタートを切る前菜には(私はメインにしちゃいましたが、、)重要なテクニックで、お料理の質の高さが伺えます。
また、白トリュフは上品でデリケートな素材なので、その実力を十二分に発揮できるだけの土壌(=お料理)が必要だと思います。
極上の素材に負けないくらいの、技術のある美味しいお料理。
白トリュフのような高級食材は、そういうお店で食べた方が存分に楽しめると思いました。

と、考えていたら…

なんと、厨房に日本人の方がいらして、お話を聞くことができたんです!
曰く、このお店は星付きのリストランテではないけれど、その実力はイタリアに料理修業に来ているコックさん達には有名で、修業先として人気があるのだとか。
プロのお墨付きのお店なら、この味と雰囲気やサービスは納得ですね。

アルバはトリノから電車で1時間半ほどなので、日帰り旅行も可能です。
夜は予約で満席になるお店なんだそうですが、お昼は比較的予約が取りやすいそうですよ。
いずれにしても、予約してまで行きたい美味しいお店でした。

ちなみに、この日食べた白トリュフのラヴィオローネは一皿45ユーロ、メインにした前菜のお肉料理は12ユーロ。
白トリュフを使ったお料理はさすがなお値段でしたが、このクオリティなら納得なお値段。
他のお皿も、アンティパストやプリモで10~15ユーロ、セコンドで12~35ユーロと、この味と雰囲気のお店としては手頃だと思いました。

 

LA LIBERA

住所:Via Elvio Pertinace 24, 12051 ALBA(CN)
TEL:+39 0173 293155
定休:日曜・月曜の昼 ※季節により変動あり。要確認。

 

と、この記事の為に改めてネットでお店情報を調べていて、たった今すごい事実が発覚!!
なんと!このお店で修業しシェフがオープンした恵比寿のオステリアに偶然行っていたのです、私。
ふらふら歩いていて気になったので入ってみたら、おいしくてビンゴ!
(今度そちらは改めて紹介します)
その時シェフともお話していて、ピエモンテで修業したと聞いて「今度アルバに行くんですよー」と言ったら、修業先のこのお店を教えてくださっていました!
何で今頃気づいたかというと、自分でメモしておきながら達筆すぎて読めなかったから…

 

しかも Libera を Ribera って書いてるし…
左側の数字の8に至っては、8Km と書きたかったのに 8Kg になってるし。
距離の話してるのに、キログラムって…
お肉買うんじゃないんだから……

世間が狭いのか、私がバカなのか。。

多分、後者だと思います。

 

 

 

 

 

イタリアたび日記 アルバ” への2件のコメント

  1. おっ!ここに行ったんですね。
    我が家はここのお店が気に入って何度か足を運びました。
    イタリアで食べた中で一番ここの手作りグリッシーニが大好きです。
    個性があって繊細で、私はこのグリッシーニを目指しているだけどまだ到達出来ていません。

    • K さま

      えぇー!
      やっぱり有名なんですね、ココ。
      身近にこんなに情報がゴロゴロしてたのに、寝不足になりながら調べてた私って…
      もしかして、お借りした本のリストランテって Le Torri ??
      今回行けないと思ってて、メモしてくるのを忘れてしまったんですが、夜はそこに行きました。。

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