イタリア料理日記 トスカーナ州 2

以前に友人に車で連れてきてもらい、
その街の美しさと道中の車窓風景にすっかり魅了された
トスカーナ州・ピティリアーノを再訪しました。

美しいトスカーナの丘陵地帯や森林の中を抜けて向かった今回の目的は、
おいしいトスカーナ料理のお店。
友人お勧めのこのレストラン、前回は残念ながらお休みだったので、
今回とても楽しみにしていました。
スローフード協会会員のお店だそうで、町の中心部の小さなピアッツァに面しています。
開店時間に間に合うように向かったのですが、到着するとすでにほぼ満席。
人気の高さが伺えました。
メニューを開くと、美味しそうなお料理がずらりと並んでいます。
友人とかなり長い間悩んだにも関わらず、食べたいものがありすぎて
それぞれがプリモピアットとセコンドピアット・ドルチェと、
かなりの量を頼んでしまいました。

こちらはトスカーナ名物のパスタ、ピーチを鴨のラグーで合えています。
「ラグー ビアンカ」とメニューにあった通り、トマトを入れずにローズマリーなどの香草を効かせて仕上げているのとオレンジの風味を合わせてあるのが特徴的。
太い麺に鴨肉風味のラグーが濃厚に絡みつつ、
柑橘の香りがほのかに香るのでしつこさを感じさせません。
かなりのボリュームなのに、するすると食べてしまいました。

セコンドピアットには「キジ肉のヴィンサント煮込み」を。
弾力のあるキジ肉をアグロドルチェ風味に仕上げてあります。
セージなどの香草も香り、ミニ玉ねぎの甘みも加わって個性的な味付け。
なのに、全体がバランスよくまとまっているのは、ジビエ特有の旨みとヴィンサントの熟成感の相性の良さでしょう。
今までイタリアで食べた煮込み料理の中で、一番美味しかったです。

ドルチェは本日のお勧めから「洋梨のファゴッティーニ」を。
さくさくのパイ包みにナイフを入れると、中から熱々の洋ナシのソースが。
添えられたサバイオーネソースもほんわりと温かく、
こういうサービス方法はレストラン・デザートの醍醐味です。

友人が頼んだ「リコッタチーズのムース カラメルソース」
これもとっても美味しかった!
ミルクの優しい甘みにリコッタ特有のほのかな塩気が効いていて、
ふわっふわのゼラチン加減が素晴らしかったです。
混んでいたのでお店の人が忙しく働いていましたが、
各テーブルへの気配りが行き届いていて、サービスもとても居心地が良かったです。
よいお店はお料理だけではなく、居心地のよさまでサーブするんだなぁと、
改めて感心してしまいました。
HOSTARIA del CECCOTTINO

住所:Piazza San Gregorio VII,64
   58017 PITIGLIANO (GR)
TEL: 0564 614273
詳しくは友人主催のサイト『AMO ITALIA 』でどうぞ

イタリア料理日記 トスカーナ州 2” への2件のコメント

  1. こんにちは。
    素敵な写真で見惚れてしまいました~。
    イタリア料理を勉強(独学)したく、少しづつレシピを紐解きながら、料理しています。
    このブログで、あ!あの料理の出来上がりはこんな感じなんだ~。って、すごく勉強になります。
    また、遊びに来ますね~。

  2. hideさま
    はじめまして。
    独学とはすごいですね~
    拙い写真ですが、参考になれば幸いです。
    後ほど、お邪魔しますね。

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